2024年3月号

危険 予知 トレーニングで
事故ゼロへ!

中央分離帯のある道路での
衝突事故編

事故を未然に防ぐために、予測される危険や危険を避けるための運転について考えてみましょう。

質問

運転中、どのような危険があり、どういった運転をする必要がありますか?

夜間の直進道路走行

交通状況

  • ■3月の早朝、中央分離帯のある道路を走っている途中、道路反対側に見えたコンビニの駐車場に入ろうとしています。
  • ■自車直前の車両も右折のウィンカーを出してコンビニに入ろうとしているので、それに追従しています。
  • ■反対車線の前方からトラックやバイクが走ってきました。
  • ■コンビニの出入り口付近には歩行者や自転車がいます。
回答

このような危険が!

このような危険が!

衝突・追突の危険がある

・前車が曲がり始めたからといって一緒に曲がると対向車が来て衝突する。また前車が歩行者に気付き急に止まると、追突する危険がある

・対向車が途切れるのを待って前車が右折をしても、それに追従した場合、対向から来るトラックの後ろで見えなかったバイクと衝突する危険がある

・コンビニの前にいる、歩行者や自転車に衝突する危険がある

このような運転を!

前車に追従する場合は、自分の目で安全を確認してからにする

無理に対向車の切れ目で曲がろうとせず、対向車が完全に途切れるのを待つ

歩行者や自転車などを見落とすことのないように、右折開始前は道路の先の歩道にも注意を向ける

ワンポイントアドバイス

3月の早朝はまだ暗く、周囲が見えづらい状況です。前照灯をつけて対向車や歩道の歩行者、自転車に十分気をつけるようにしましょう。

協力:公益財団法人 交通事故総合分析センター