菅原照仁氏インタビュー

メカニックたちのチャレンジ精神が勝利へと導く
菅原照仁氏はダカールラリーについて「過酷な自然と時間との闘いを繰り返す、極限ともいえる状況のなかでのレースです」と語ります。想像してみれば砂漠は、普段の便利な暮らしの対極にある厳しい環境。メカニックたちは砂嵐が舞う荒野で世界の強豪たちと戦う日野レンジャーを整備しなければならないのです。整備の現場は常に問題を抱えている極限の状況となります。
「自分たちだけで納得できる答えを出すことが要求されます」と菅原照仁氏。
「ダカールラリーは、ガレージがあって、工具が充実し、リフトもあるといった通常の施設・設備はありません。環境が整っていないところで、スタートまでの短い限られたとき間のなかでレースカーを整備しなければなりません。ゆっくり考える時間はありません。その場での決断が必要になります」
日野自動車の販売会社から選ばれたメカニックたちは、砂ぼこりのなかで工夫と知恵に勇気を加えて答えを出し、日野レンジャーをゴールへと押し出してきました。メカニックたちのチャレンジが、ダカールラリーでの輝かしい戦績に結実しています。