人の道
introduction

「売る」ではなく
「ビジネスを支える」。
それが、日野自動車。

自動車を売るだけではなく、お客様のビジネスを支えること。それが日野自動車の信念です。商用車と乗用車は、それが仕事の道具であるという点で異なります。つまり、いかにビジネスの役に立つか。そのような期待に応えるため、日野自動車では“トータルサポート”という言葉を掲げているのです。単に完成品を売るだけではなく、多品種少量生産で細かなニーズに応える。そして、売った後も見守り続ける。そんな日野スピリッツを、日本だけではなく海外にも浸透させようとする動きが加速しています。本記事では、“トータルサポート”とその理念を浸透するためのプロジェクトについてご紹介します。

アフターサービスが
提供できなければ、
売るべきでない。

取締役写真

今や世界各国に商用車の販売を行っている日野自動車は、決して無責任な販売を行わない。商用車とは仕事の道具であり、故障や不具合はお客様のビジネスにとって死活問題となり得るからだ。そんな事態を極力起こさないため、日野自動車では「サービスや補給部品が行き届かない国や地域で、無責任な販売をしない」というのが全社員の共通認識。

しかし、こういった精神をいかに海外代理店に共感を持って実行してもらうかが課題となった。きっかけは2007年に、海外の販売台数が国内販売台数を抜いたこと。海外販売が拡大する中で“日野らしさ”の維持が不安視され始めたのだ。そこで海外企画部が主導したのがトータルサポート理念の体系化と「トータルサポート世界会議」で理念を浸透させることだった。

トータルサポート
世界会議とは

2年に一度開催される日野自動車の世界イベント。日野グループに所属する海外事業体やパートナーなど、世界のチーム日野メンバーが結集し、日野らしい、“トータルサポート事例”を共有する場として設けられました。スローガンは“One Team, One Pledge”。世界中のお客様に日野製品を末永くご愛顧いただくため、そして、商品だけでなくサービスの品質も高めていくため。直接お客様と接する販売会社に、商品・サービスを深く理解してもらい、緊密でトータルなサポートに努めてもらうことを目的としています。

多くの国々に
浸透し始めた、
日野スピリッツ。

トータルサポート世界会議では、世界約80の国や地域から日野グループ社員が集まってくる。当然、彼等の中には、まだ日野スピリッツを理解しきれてない方もいる。そのような人たちに、どんなサービスが日野らしいのかと示すこと。そして自国に持ち帰り、自分たちでも実践してもらうことが会議を開催する目的だった。

そして、すでに『これぞ日野のサービス精神だ』と感じられる事例も生まれ始めたという。

グアテマラの事例
インフラ整備が行き届いていない南米の国、グアテマラ。悪路が多く、運送用のトラックへの負担も増大。そのため故障発生率も高くなっていた。そこで打ち出したのが“販売前に、お客様が通るルートを走行し、車体への負担を予め予測しておく”という施策。壊れやすい部品や定期メンテナンスの必要箇所を予め把握し、お客様のビジネスに役立たせるようにと考えた事例だった。
タイの事例
20年以上前の日野自動車製バスが、今も路面バスとして現役稼働しているタイのバンコク。使えるものは使いたいというお客様のご要望を叶えるために、20年以上昔の車両であっても部品交換に対応し続けています。

これからの日野自動車は、
輸出産業ではなく
地場産業へ。

自動車メーカーというと、どうしても輸出産業だと想像してしまうが、日野自動車は違う。輸出していることは確かだが、売って終わりではない。その先にいるお客様のニーズに応え、共にビジネスを行うパートナーとして歩むこと。それが日野自動車の仕事なのだ。トータルサポートを推進している日野自動車では、その流れがますます加速していくことになるだろう。つまり、海外で働きたいと願う人にとっては、うってつけの職場だと言える。グローバルに活躍したい。世界中の人々に貢献したい。そんな想いを持つ人が活躍できる場が年々増えていくはずだ。

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