トップインタビュー

先端で風を切って
この道を歩んでいく
新しい時代の君たちへ。

トップインタビュー
トップインタビュー
代表取締役社長 最高経営責任者
下 義生
理工学部卒、81年日野自動車工業(現日野自動車)に入り、専務役員を経て16年4月からトヨタ自動車常務役員。そして2017年に社長に就任。現在に至る。

なぜ今、日野自動車なのだろうか?

 社会へ一歩を踏み出すにあたって、仕事選びや会社選びの基準は数々あります。一生かけて取り組めるような大きなやりがいがあるか否か。私は、このことがなによりも大切だと思っています。

 今から三十数年前、私はそのような想いを抱いて日野自動車に入社しました。トラックやバスは、人の暮らしや社会になくてはならない存在です。物流を通じてその国の発展も支えています。人や社会、国の未来に貢献していく。そういう大きな仕事にチャレンジしようと思ったのです。

 では、現在の当社はどうでしょうか? 私は改めて思うのですが、これほどやりがいや魅力に満ちた会社は日本でも数少ないのではないでしょうか。

 自動運転、コネクテッドカー、EV(電気自動車)、FCV(燃料電池自動車)……。今注目を集めるこれらの最新技術は、じつはユーザーがプロフェッショナルである商用車の世界ほど、展開がスピーディーで貢献度も大きい。その視点から考えると、変革の最中にあって、当社は先端を切り拓いていく可能性を秘めているのです。さらに当社は、トヨタグループで唯一の商用車専業メーカーです。世界に誇る数々の先進技術を持っており、グループの一員としてメリットやシナジー効果を享受できるのは、当社の強みの1つでもあります。

 ビジネスモデルについても同様で、B to Bの商用車の世界では、B to Cの乗用車とは異なる、ユニークで先進的なスタイルが求められます。当社では、トラックやバスを売るばかりでなく、売った後もさまざまなサービスを提供する「トータルサポート」に力を入れています。メンテナンスなどはもちろん、お客様と一緒に知恵を出し合い、お客様のビジネスに貢献しています。これらのサポートは、商用車のタイプ、お客様のビジネス、さらには地域や国によって千差万別です。まだまだチャレンジすべきことは多く、生かすことのできるアイデアは無数にあります。視線を高くグローバルに向ければ、無限のフィールドが広がっているのです。

私を「あっ!」と言わせるような人。

 だからこそ、これからの若い人たちには、躊躇することなく新しいことに挑んでほしい。学生時代に学んだ知識は大事ですが、だからといって若いうちから枠にこだわり、自ら可能性を狭めてしまうようではもったいない。当社には、じつに多様でチャレンジングな仕事があるのです。

 これからは、若い人たちが思う存分能力を発揮できる組織や風土づくりにも大きな力を注いでいきます。私が思い描いているのは、どこまでも「人」指向の会社づくり。一人ひとりの意欲を大切にして、誰もが公平に活躍できる組織をつくることが、社長である私に課せられた重大な使命であると考えています。

 出会いたい人財といわれて、今ふっと思いつくのは、私を「あっ!」と言わせるような人。これからの若い人たちには、私が気づかないような世界が見えているでしょうし、その分だけ可能性に満ちあふれているはず。どんなに大胆でもかまわない、臆することなく自分の想いをぶつけて行動していく人に出会いたいと思います。次の未来に一番近いのは、新しい時代を生きている皆さんなのですから。

ページトップへ