ニュースリリース

2010年09月17日

(海外トピック)米国でEPA10規制に対応

- 2010年トラック・オブ・ザ・イヤー(中型トラック部門)獲得モデル -

日野自動車株式会社(以下、日野)の米国製造子会社である日野モータース マニュファクチャリングU.S.A.(以下、米国日野製造)は、ウェスト・バージニア工場において、世界一厳しいと評される米国EPA10排ガス規制に対応した2011年モデルの生産を開始し、ラインオフ式典を現地時間の8月23日に実施しました。式典には、ウェスト・バージニア州のマンチン知事、グッドウィン合衆国上院議員を始めとする州政府関係者等の参列を得て、日野からは白井社長、米国日野製造の深谷会長(米国販売子会社である日野モータース・セールスU.S.A.の社長兼務)および小俣社長らが出席しました。式典において、マンチン州知事からは「素晴らしい製品を生み出している事に感謝したい」とWV工場メンバーへ労いの言葉が掛けられ、他来賓者からは日野の地元コミュニティ貢献に対する感謝の言葉がありました。

今回ラインオフ式典を行ったのは、北米専用トラック「HINO600シリーズ」の2011年モデルです。同モデルは燃費性能に優れており、米国の中型コンベンショナルトラック(いわゆるボンネット型)市場において唯一、排ガスクレジット(*1)を使用せずにEPA10排ガス規制をクリアしています。今年のATD(*2)年次総会においては、ハイブリッド車や天然ガス車を含むノミネート車両の中から、2010年トラック・オブ・ザ・イヤー(中型トラック部門)(*3)を受賞するなど、高い評価を受けております。

日野はこれからも、世界各地でお客様のニーズにお応えする車両を提供していくと共に、省燃費技術、排ガス処理技術により環境負荷低減の一翼を担うべく、更なる努力を続けてまいります。
 

<参考: 米国日野製造の会社概要>
社名: 日野モータース マニュファクチャリングU.S.A.
  (Hino Motors Manufacturing U.S.A., Inc.)
所在地: ミシガン州ファーミントンヒルズ市
設立: 1994年11月
代表者: 会長 深谷 澄雄(日野より出向)
  社長 小俣 英之(日野より出向)
資本金: 2億423万USドル (日野100%)
事業内容: 日野トラックの製造、トヨタ車用ユニットの製造販売
生産品目: 日野トラック(ウェスト・バージニア工場)、
  日野トラック部品およびトヨタ車用ユニット(アーカンソー工場、カリフォルニア工場)
従業員数: 約750名 (2010年8月)

<参考: 米国日野製造ウェスト・バージニア工場の概要>
所在地: ウェスト・バージニア州ウィリアムズタウン市
敷地面積: 125,000平米(建屋面積 18,000平米)
生産開始: 2007年11月
生産能力: 5,000台/年(1直定時)
生産車種: HINO600シリーズ(北米専用トラック)
従業員数: 約150名(2010年8月)

*1:
EPA10規制以前のエンジンにおいて規制値より低い排出ガス値を達成した場合に、その差を貯金のように貯めておき、EPA10規制における未達分に充てることができる制度。販売台数等をも考慮した複雑な計算式により算定される。
*2:
American Truck Dealers(全米トラックディーラー協会)。NADA (National Automobile Dealers Association: 全米自動車ディーラー協会)の一部門として1970年に設立され、全米で約2000の中型・大型トラックディーラーが加盟。
*3:
全米トラックディーラー協会(ATD)によって2009年に設立された。技術革新性、デザイン、安全性、燃費、ドライバー・オーナー満足度、整備面の各分野を審査基準として、米国トラック業界紙誌のジャーナリストらにより評価、選定が行われる。第1回の2009年は大型トラック部門のみの設定だったが、本年、中型トラック部門が新設された。