ニュースリリース

2010年07月12日
No.10-020

日野自動車、タイでエンジンの生産を開始

~ タイをHINO500シリーズの生産拠点に ~

 日野自動車株式会社(以下 日野)は、タイにおける製造子会社「日野モータースマニュファクチャリングタイランド株式会社」(以下 タイ日野製造)において、HINO500シリーズ用のJ系エンジンの生産を開始しました。10年度は約3500基を生産する計画です。

 7月7日に生産開始したエンジンは、タイ国内市場向けおよびタイから輸出する一部車両に搭載されます。従来、日本から輸出していましたが、タイで生産する車両に搭載するJ系エンジンについてはタイの工場で組立てることにしたものです。なお、日本から海外へ輸出するHINO500シリーズへの搭載分、およびタイ以外での現地組立て用に輸出するものについては、これまでどおり日本で生産します。今回のエンジン組立て開始に当たり、タイ日野製造では、約5億円を投資してチョンブリ県バンパコンにある第三工場にラインを新設しました。エンジン組立て開始に伴う新規雇用数は約60名です。

 日野はグローバル販売20万台を目指しており、グローバルな視点で最適な生産体制の構築に取組んでいます。海外の既存生産工場を有効活用するのはその施策のひとつであり、タイ日野製造では、日本と並ぶHINO500シリーズの生産供給拠点として、アジア太平洋地域への輸出を視野に入れて、生産効率の向上、物流費の低減、および納期短縮などを図っております。今後も現地調達率の更なる向上に努め、コスト競争力の強化や為替リスクの低減を通じて、更なる事業の拡大、収益力の向上を目指します。

 タイ日野製造で生産したHINO500シリーズは、既に昨年4月にインド、本年5月からはオーストラリアへの輸出を開始しており、ラオスへも今月より輸出を開始します。今後もタイ日野製造では生産活動の効率・質をより高め、雇用創出、輸出などを通じて、引続きタイの自動車産業、経済、および地域社会の更なる発展に貢献したいと考えています。

 これからも日野は、品質・耐久性・信頼性に優れた各国各地域に最適な商品やサービスの提供を通じて、世界中のお客様のニーズに応え、より一層グローバルな事業活動を展開してまいります。

< タイ日野製造の概要 >
会社名: 日野モータース マニュファクチャリング タイランド株式会社
所在地: 本社・第一工場(サムロン工場):サムトプラカーン県
  第二工場(バンプリー工場):サムトプラカーン県
  第三工場(バンパコン工場):チョンブリ県
設立: 2003年6月 (前身のタイ日野工業は1964年7月設立)
資本金: 25億タイバーツ
出資比率: 日野 80%  三井物産 20%
代表者: 社長 吉川昭彦(日野から出向)
敷地面積: 約36.4万平米(建屋面積:約10.6万平米)
  (うち第三工場: 約22万平米、建屋面積 約6.3万平米)
生産能力: 車両: 年間8000台(1直・定時)
  エンジン: 年間8000基(1直・定時)
生産品目: 日野トラック・バス、日野車生産用部品、トヨタ車生産用部品
従業員数: 約2900名(2010年6月時点)
以 上