日野自動車、マレーシアで新工場の鍬入れ式を実施

経営

2013年7月2日
No.13-015

日野自動車株式会社(以下、日野)のマレーシアにおける製造子会社「日野モータース マニュファクチャリング マレーシア株式会社」(日野マレーシア製造)は、7月2日、ヌグリ・スンビラン州において新工場の鍬入れ式を行いました。式典には、セレンバン市およびニライ市のダトー・ハジ・アブドゥル・ハリム市長をはじめとするご来賓をお迎えし、日野の市橋保彦代表取締役社長、日野マレーシア製造の柴野郁雄社長ほかが参列しました。
新工場の稼動開始は2014年3月の予定で、生産能力は年間約1万台を計画しており、中型・小型トラックおよびバスを生産します。

マレーシアは日野にとってASEANで3番目の市場へと成長しており、インドネシア、タイに次ぐ主要市場として今後もさらなる拡大を見込んでいます。新工場設立により、販売台数増加に対応できる十分な供給力を確保するとともに、仕様や納期などの市場ニーズにより柔軟に対応できる供給体制を構築します。
稼動開始当初は、日本から部品を供給し、組み立てを行います。インドネシアおよびタイの地域中核拠点化の進捗に合わせて、これらの国からの供給に順次切り替えていく計画です。これにより、ASEAN域内の生産供給体制の最適化を図ってまいります。

日野は、日野マレーシア製造および日野マレーシア販売を通じて、マレーシアの自動車産業、物流ならびに地域社会の発展に貢献してまいります。

日野マレーシア製造および新工場の概要

会社名日野モータース マニュファクチャリング マレーシア株式会社
(略称 : 日野マレーシア製造)
(英文表記 : Hino Motors Manufacturing (Malaysia) Sdn. Bhd.)
所在地ヌグリ・スンビラン州セレンバン市センダヤン工業団地
(クアラルンプールから南へ約70km)
代表者社長 柴野郁雄 (日野から出向)
設立時期2012年10月
資本金78.8百万RM (19.5億円)
出資比率日野 58%、MBM Resources Berhad(MBMR) 42%
事業内容日野ブランドトラック、バスの製造
敷地面積約17万平米
生産車種中型トラック、小型トラック、バス
生産能力約1万台/年(2直)
生産開始2014年3月(予定)
従業員数約300名 (生産開始時)

以上

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