日野自動車、ダカールラリー2013でトラック部門「排気量10リッター未満クラス」4連覇

イベント

2013年1月21日
No.13-003

初参戦以来連続22回目の完走も達成

日野自動車株式会社(以下、日野)は、2013年1月5日から1月20日(現地時間)にペルー~アルゼンチン~チリ間で開催された、ダカールラリー2013のトラック部門「排気量10リッター未満クラス」で優勝し4連覇を成し遂げると共に、初参戦以来連続22回目※1の完走も達成しました。

日野は、1991年に日本のトラックメーカーとして同ラリーに初参戦。1997年には3台出場し、史上初の同部門総合1・2・3位を独占しました。その後も、1996年に創設された排気量10リッター未満クラスで13回中12回の優勝を果たすなど、トラック部門の雄として活躍を続けています。

今大会で日野は前回に引き続き、同ラリー史上最多の31回連続出場※2となる菅原義正氏と、次男の菅原照仁氏の親子ドライバーが率いるチームスガワラとともに、「日野チームスガワラ」として2台の「日野レンジャー」で参戦。日野本社で車両を製作し、全国の日野販売会社から公募により選抜した4人のメカニックを派遣。また、現地の販売代理店が車両の整備拠点を設営するなど、グループ一丸となって挑戦しました。

その結果、排気量が倍近くもある車両が多数ひしめくトラック部門全75台のうち、菅原照仁氏が排気量10リッター未満クラスで優勝し見事4連覇を達成、総合では19位となりました。また、菅原義正氏は同ラリーで日野として初めて電子制御(コモンレール式)エンジンを搭載した車両で参戦し、排気量10リッター未満クラス4位、総合31位でゴール。第4ステージの砂丘では16台抜きの快走を見せるなど、次大会に向けて同エンジンのポテンシャルの高さを見せつけました。

日野は、世界最高峰のレースに挑戦し続けることで、世界中のお客様やモータースポーツファンと感動を分かち合い、活動を通じて培ったチャレンジスピリットと技術力で、今後もお客様のお役に立つ商品・サービスを提供し続けて参ります。

※1 政情不安で中止となった2008年大会をはさんで、1991年以来連続22回目の完走となります。
※2 中止となった2008年大会もエントリーをしていたため、主催者により出場と認定されています。

  • チリのサンティアゴに無事ゴールし、多くの観客から祝福を受ける 日野チームスガワラの日野レンジャーと、ドライバーの菅原照仁氏
  • 排気量10リッター未満クラス4連覇と、連続22回目の完走を喜び合う、 日野チームスガワラと、チームを支えた日野グループのスタッフ

公式ウェブサイトに、連日のレースの様子を詳細に伝える「デイリーレースレポート」を掲載しています。
https://www.hino.co.jp/corp/dakar/

以上

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