ニュースリリース

2011年10月17日
No.11-025

日野自動車、古河工場の起工式を実施

-日本のモノづくり技術でグローバルな成長を支える生産供給体制を構築-

  日野自動車株式会社(以下、日野)は、本日、新工場(古河工場)の起工式を、茨城県古河市名崎工場団地の工場建設予定地で執り行いました。起工式では、橋本茨城県知事や白戸古河市長を始めとする多くの地元関係者ご臨席のもと、日野の岡本会長と白井社長が鍬入れの儀式を行い、工事の安全を祈願しました。まず来春に海外組立て用部品の梱包工場(KD工場)の稼動を開始する予定です。その後、段階的に拡張し、ユニットやコア部品と位置づける基幹部品の生産を開始し、さらに、2020年までに、大中型トラックの組立てを日野工場から新工場へ移管し生産を開始する計画です。

 
 日野は、海外に軸足を置いて成長し、2010年代半ばにグローバル販売23万台を目指しています。ただ、商用車は、一国/地域あたりの市場規模が限られるとともに、多品種少量生産という特性から、各地で全ての工程を持つことは投資効率を考えると難しく、海外では日本などから輸入した部品を組立てるという事業形態が多くなります。
 日野は、日本の強みであるモノづくりの技術・技能を活かし、コア部品(基幹部品)は日本で集中的に生産する一方、海外各市場固有の仕様が求められる周辺部品は現地で調達・生産し、最終的に需要地の近くで車両を組立てる体制を構築していきます。その結果、グローバルに生産効率の向上が図られ、市場のニーズに柔軟に対応すると同時に、お客様にお届けするまでのリードタイム短縮も可能になります。
 新工場は、日野が海外中心に販売台数を伸ばし成長していくための、生産供給体制の基盤となるものです。また、日本のモノづくり技術を世界中の日野の工場に発信するマザー工場として重要な役割も担うことになります。
 
 新工場での生産供給体制構築の一方、海外でも、地域適格車の生産増や周辺部品の生産・供給に対応するため、生産体制を強化していきます。まずタイやインドネシアで地域の中核的な生産拠点の構築を進め、よりグローバルな生産体制の最適化を実現してまいります。
 
 日野は、これからも品質・耐久性・信頼性に優れた各国各地域に最適な商品やサービスの提供を通じて、世界中のお客様のニーズに応えてまいります。
 
  
 
<新工場の概要>

工場名
古河工場
所在地
茨城県古河市名崎1番地
敷地面積
66万m2(KD工場建屋は約2万6千m2
操業開始予定
2012年春(KD工場)
※以後、順次拡大し2020年までに全面稼動予定
生産品目(予定)
大型・中型トラック、ユニット部品、KD部品
総投資額
500億円程度を予定(うちKD工場は約30億円)

 
 
ご参考
<日野自動車の各工場概要>
工場名
日野工場
羽村工場
新田工場
所在地
東京都日野市
東京都羽村市
群馬県太田市
敷地面積
30万m2
77万m2
39万m2
操業開始年
1942年
1963年
1980年
生産品目
大・中型トラック、
大型エンジン
小型トラック、大型アクスル、トヨタ向け車両
中・小型エンジン、大・中型トランスミッション、中・小型アクスル
日野ブランド車生産実績
約6万2千台
(完成車・KD合計)
約3万1千台
(完成車・KD合計)
従業員数
2,300名
4,300名
2,000名
※いずれも生産実績は2010年度、従業員数は2011年3月末現在
 
以 上