ニュースリリース

2009年05月11日
No.09-008

日野自動車、大型トラック用 追突被害軽減ブレーキシステム「プリクラッシュセーフティ」に“ドライバーモニター”を追加して発売

 日野自動車株式会社(以下 日野)は、大型トラック用追突被害軽減ブレーキシステム「プリクラッシュセーフティ※1」に、ドライバーの顔の向きや眼の開閉状態の検知機能を追加して安全性をさらに高めた「ドライバーモニター付プリクラッシュセーフティ」を「日野プロフィア」シリーズに設定し本日発売しました。

 日野は、世界初※2の大型トラック用 追突被害軽減ブレーキシステム「プリクラッシュセーフティ」を装備した「日野プロフィア」を2006年2月20日より発売しております。

 今回装備した新システムは、進路前方の停止車両等の障害物を検知すると、新たに搭載した車載カメラによってドライバーの顔の向きや眼の開き具合を測定し、コンピューターが“危険”と判断した場合には、従来のプリクラッシュセーフティが作動する前段階にて警報音と警報ブレーキで警告する“ドライバーモニター”を追加したものです。
 さらにドライバーによるブレーキ操作が無く“追突の可能性が高い”と判断した場合には、従来と同様にコンピューター制御により強力なブレーキが作動し追突時の被害を軽減する、先進の安全システムとしております。

■ 被害軽減のフロー

(1)悪天候でも物体認知に優れる「ミリ波レーダー」を車両前方より照射し、進路前方の停止車両や路上障害物を検知。 同時に、運転席のメーター部に設置した赤外線LED付の車載カメラがドライバーの顔の向きや目の開き具合を測定。 

(2)進路前方の停止車両等と“追突の危険”があり、ドライバーが正面を向いていない状態、眼を閉じている状態が継続しているとコンピューターが判断した場合は警報音と警報ブレーキを作動してドライバーに危険回避操作を要求。

(3)万一ドライバーが回避操作を行わなかった場合や、車両の走行速度および進路や物体との距離から“追突の可能性が高い”と判断した場合には、コンピューター制御により強力なブレーキを追加作動させ、追突速度をさらに低減することで、前方車両や障害物および自車両双方の被害を軽減。

 

■ 日野自動車の安全への取り組み

 日野は、早くから国土交通省のASVプロジェクトに参画し※3、特に高速道路における事故を防止するため安全機能を中心に商品化を進めてきました※4
 「日野プロフィア」に装備している「プリクラッシュセーフティ」は、国土交通省が被害軽減効果の拡大を図り2005年11月に実施した「前方障害物衝突軽減制動装置の技術指針」の改正を受け、日野が商用車用システムとして開発を進め、国土交通省の認可を取得して2006年に世界に先駆け商品化を実現したものです。

 日野は「安全フロントランナー」として、モビリティ社会の究極の願いである「交通事故死傷者ゼロ」を目指して、今後も先進的セーフティテクノロジーの開発と商品化・普及を推進してまいります。


※1:トヨタ自動車(株)と共同で開発。
※2:商用車用の追突被害軽減ブレーキシステムの商品化は世界初。
※3:国土交通省 第2期ASV(Advanced Safety Vehicle)プロジェクト【1996〜2000年度】から参画。
※4:車間距離警報機能「セーフティアイ」を1992年に商品化、98年には性能を向上し「ニューセーフティアイ」として商品化。2003年には「車線逸脱警報装置」を商品化するなど、安全機能の充実を推進。

■ 東京地区希望小売価格 
 

型式・仕様 エンジン・
トランスミッション
車両総重量 消費税込み価格
(消費税抜き価格)
BKG−FR1EXYG
ウィングバンLOBOX完成車
標準キャブ
リアエアサス
ドライバーモニター付
プリクラッシュセーフティ
(写真添付)
E13C < ET-III >
279kW(380PS)
Pro Shift(プロシフト)12
25t 19,749,450円
(18,809,000円)
BKG−FW1EXYG
ウィングバンLOBOX完成車
ハイルーフキャブ
リアエアサス
ドライバーモニター付
プリクラッシュセーフティ
E13C < ET-III >
279kW(380PS)
Pro Shift(プロシフト)12
25t 20,773,200円
(19,784,000円)
BKG−SH1EDXG
ハイルーフキャブ
リアエアサス
永久磁石式リターダ
ドライバーモニター付
プリクラッシュセーフティ
E13C < ET-V >
331kW(410PS)
Pro Shift(プロシフト)12
第5輪荷重
10.0t
16,439,850円
(15,657,000円)

以上