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2006年01月31日 No.06-004 |
日野自動車、世界初の大型トラック用 追突被害軽減ブレーキシステム「プリクラッシュセーフティ」を「日野プロフィア」に装備し、発売 |
日野自動車株式会社(以下 日野)は、世界初※1の大型トラック用 追突被害軽減ブレーキシステム「プリクラッシュセーフティ」を装備した車型を 平成17年(新長期)排出ガス規制適合の新型「日野プロフィア」シリーズに設定し、2月20日より発売を開始します。 今回装備したレーダー方式の「プリクラッシュセーフティ」は、万一の追突を早期に判断し警報音とブレーキを作動させる安全機能で、トヨタ自動車株式会社と共同で開発したシステムです。 「プリクラッシュセーフティ」は、コンピューターが進路前方車両や障害物との追突危険を判断し、警報音と警報ブレーキでドライバーに注意を喚起するとともに、ドライバーによるブレーキ操作が無く“追突の可能性が高い”と判断した場合には、コンピューター制御により強力なブレーキを作動させ速度を低減させながら、追突時の被害を軽減する先進の安全システムです。 具体的な被害軽減のフローは、@ 悪天候でも物体認知に優れる「ミリ波レーダー」を車両前方より照射し、進路前方の停止車両や路上障害物を検知。 A 追突リスクを低減させるために、各種「センサー」が、車両の走行速度および進路、物体との距離から“追突の可能性がある”と判断した場合には、警報音、メーター内ディスプレイの警報表示、警報ブレーキを作動させ、ドライバーに注意を喚起、追突回避操作を促します。 B 万一ドライバーが回避操作を行わず、“追突の可能性が高い”と判断した場合には、コンピューター制御により強力なブレーキを追加作動させ、追突速度をさらに低減することで、前方車両や障害物および自車両双方の被害を軽減します。 トラックは物流の根幹を担う輸送手段である一方、交通事故が大事故につながるケースもあるため、日野は、早くから国土交通省のASVプロジェクトに参画し※2、特に高速道路における事故防止に貢献する安全機能を中心に商品化を進めてきました※3。 今回装備した「プリクラッシュセーフティ」は、国土交通省が被害軽減効果の拡大を図り2005年11月に実施した「前方障害物衝突軽減制動装置の技術指針」改正を受け、日野が商用車用システムとして開発を進め、国土交通省の認可を取得し、高い追突被害軽減効果を発揮するシステムとして世界に先駆け商品化を実現したものです。 日野は「安全フロントランナー」として、モビリティ社会の究極の願いである「交通事故死傷者ゼロ」に貢献するため、今後も先進的セーフティテクノロジーの開発と商品化・普及を推進してまいります。 ※1:商用車用の追突被害軽減ブレーキシステムの商品化は世界初。 ※2:国土交通省 第2期ASV(Advanced Safety Vehicle)プロジェクト【1996〜2000年度】から参画。 ※3:車間距離警報機能「セーフティアイ」を1992年に商品化、98年には性能を向上させ「ニューセーフティ アイ」として商品化。2003年には「車線逸脱警報装置」を商品化するなど、安全機能の充実を推進。 【1.「プリクラッシュセーフティ」システムの特長】
【2.追突被害軽減フロー】 【3.東京地区希望小売価格】
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