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2005年07月25日 |
核融合科学研究所と日野自動車の産学連携実施協定について |
大学共同利用機関法人自然科学研究機構 核融合科学研究所 日野自動車株式会社 核融合科学研究所(岐阜県土岐市、所長 本島修)と 日野自動車株式会社(東京都日野市、取締役社長 近藤詔治)は、産学の連携を推進していくことで合意し、協定を締結しました。概要は以下のとおりです。 1.目的 核融合科学研究所と日野自動車株式会社は産学間の連携を通して我が国の科学・技術力向上や人材育成に資することを目的とする。 2.期間 平成17年7月12日 より3年間。協定延長については両者協議により決定する。 3.内容 (1) 背景 炭酸ガス排出がない人類究極のエネルギーである核融合は、科学と工学を融合して、科学実証規模での研究・開発が進められている。核融合科学研究所は、その長い道程で生まれる新しい科学知識、技術成果を、産学連携によって速やかに社会に還元する。 (2) 基本テーマ 京都議定書の発効等により、省資源・省エネルギー化の強力な推進は、我が国にとって焦眉の急となっている。一方ディーゼル内燃機関においては省資源・省エネルギー化と同時に排出ガスの一層のクリーン化が求められている。その画期的な成果を得るために、高度な技術に裏付けられたあたらしい視点が求められている。 核融合科学研究所の有している世界トップレベルのプラズマ・核融合などの研究に代表されるエネルギー制御技術、シミュレーション技術、分光分析技術等を生かし、ディーゼル内燃機関について、具体的な研究協力を有機的に推進、研究開発の強化・加速、学術研究活動の活性化を目指す。 (3) 具体的な方策 1) 研究テーマ毎に両者の蓄積してきた知識・技術力を利用し研究開発の推進を図るため、共同研究、受託研究を実施 する。 2) 双方にとって密接に関連する情報の交換を行う。 <本件に関するお問合せ先> 核融合科学研究所 連携研究推進センター(センター長 佐藤) 電話 0572−58−2250 日野自動車株式会社 総合企画部広報渉外室 電話 03−5419−9320 |
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