表彰式の様子

10月20日、日野自動車は本社日野工場で開催した「秋まつり」で
「夢のトラック&バスアートコンテスト」の表彰式を行いました。
「みんなの夢見る、未来のはたらくクルマ」というテーマで行われた、
小学生以下を対象にしたコンテストでは、日本国内だけでなく海外
からの応募もたくさんあり、全773点の作品が集まりました。

穏やかに晴れた秋空の下、多くの来場者で賑わうなか、出席した受賞者の皆さんに、審査員長の 白井社長と特別審査員の
宇宙飛行士 毛利衛さんから賞状や記念品が手渡されました。
表彰式で挨拶に立った白井社長は、「どの作品にも、地球環境や人を想う素晴らしいメッセージが込められておりました。
私たちは物を運ぶクルマを作っていますが、これらの作品のように、夢のあるクルマや希望が持てるクルマを作っていきたいと
思います」と述べるとともに、素晴らしい作品ばかりで、選考は難しかったと感想を話しました。

特別審査員を務めた宇宙飛行士の毛利衛さんは、「どれも夢が描かれていて、とてもワクワクする作品ばかりでした。金賞を
受賞した作品は、海を走るクルマで日本とエクアドルをつなぐというアイデアが面白かったです。海のなかを進むトラックや
バスはもちろん、これからは宇宙に行ったり、火星を走るようなクルマが作られる日も来るのではないかと期待しています。
受賞者の皆さん、おめでとうございます」と思いを述べました。表彰式の最後には、受賞作品が描かれた日野デュトロと日野
ポンチョが披露され、会場を沸かせました。

懇親会の様子

表彰式のあと、白井社長、毛利さん、受賞者による懇親会と昼食会が開かれました。毛利さんによる宇宙の話のほか、日野自
動車デザイン部 松山部長によるトラックのデザイン開発の話など、和気あいあいとした雰囲気で行われました。受賞者には、
白井社長から水でおとせるクレヨン、毛利さんからご自身で書かれた本「モマの火星探検記」が贈られました。また、金賞を受
賞したアドリアナさんからは、受賞のお礼としてエクアドルの街を走るバスの模型が白井社長にプレゼントされました。

昼食会の最後には、トラックの形をした特製ケーキがサプライズ登場し、みんな
大興奮。記念撮影のあとに振る舞われ、おいしくいただきました。