2010年01月07日 |
1月6日 コピアポ(チリ) → アントファガスタ(チリ) リエゾン90km → SS483km → リエゾン97km トータル670km 初のロングステージを順調に消化 2号車が10リットル以下2位・1号車3位をキープ 日野レンジャーの2台体制で2010ダカールラリーに参戦している日野チームスガワラは、砂丘越えなどコースの難易度が高まった3日目から小型軽量で走破性の高い日野レンジャー本来のポテンシャルを発揮して、2台とも序々に順位を浮上。コピアポからアントフォガスタまで483kmのロングSSが設定された6日も順調に走りきって、2号車がトラック部門総合11位/市販車部門3位/排気量10リットル以下の2位、1号車も同じく総合16位/部門6位/クラス3位でゴール。この結果により総合順位では2号車がトラック総合8位/市販車部門2位/排気量10リットル以下の2位。1号車も総合12位/部門4位/クラス3位と依然高順位を堅持している。この日のSSはコピアポからアントファガスタまでアタカマ砂漠地域を北上するもの。堅い路面の山岳ピストが基本だが、ワジ(枯れ川)のような深い溝を越えたり、V字型のギャップなど、危険なところも。砂丘も登場したほか、標高3000m超の地点を通過するなど、引き続きスタックやクラッシュ、オーバーヒートのリスクなど南米らしい厳しいコースとなった。2台の日野レンジャーはこのステージをノーパンク、ノートラブルで乗り切り、アントフォガスタの海岸に設けられたビバーク地に到着した。リエゾンを含めて670kmの長丁場となったが、4人のクルーは元気で、早速明日イキケへのステージに備えてメカニックたちと整備の打ち合わせを行っていた。 1号車 ドライバー:菅原 義正/とりわけ序盤は1本のピストで埃が酷く、追い越しが大変。4輪部門の上位勢を脇に避けて先行させるなど、堅い路面で車両を壊さないよう、とりわけ慎重なマイペースで行きました。 1号車 ナビゲーター:羽村 勝美/先行車の巻き上げる埃が風がなくてなかなか晴れない。視界の悪い中にV字型のギャップなど、危ないところのあるステージでした。 2号車 ドライバー:菅原 照仁/順位は意識しなくてもしっかり走っていればじわじわ上がってくると思います。明日はイキケ周辺に難易度の高い砂丘がありそう。前半戦の山場と覚悟しています。 2号車 ナビゲーター:鈴木 誠一/段差から降りるところでフロントバンパーをぶつけて左のヘッドライトを破損。それ以外は問題なしですが、今日も水温が高めで冷却水を換えてみることにしました。
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アントフォガスタのビーチに設けられたビバークで整備を行う日野チームスガワラ |
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夜遅くまで作業を続けるメカニックたち |
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コピアポ(チリ) → アントファガスタ(チリ) |