エクステリアデザイン

デザイン部 デザイン開発室室長
福嶋 裕輔さん

誇りと、夢を与えるデザイン。

デザインを一新するにあたって

皆さんご存知のように、物流の 9 割を支えるトラック輸送ですが、現在ドライバー不足が深刻な問題となっています。
若い人にも乗ってみたいと思っていただけること、更に、実際に乗ってみてドライバーとしての誇りを感じていただきたいというのが今回の一番の狙いです。
消防車が子供達にとってのヒーローであるように、トラックも次世代を担う若者や子供達に夢を与え、憧れられる存在となり、また将来の物流を支えていただきたいという想いでデザインしてきました。

デザイン部 デザイン開発室第1デザイングループ サブリーダー
佐藤 照雄さん

日野らしさの更なる進化。

エクステリアデザイン開発にあたって

先代のモデルもお客様から高い評判をいただいていたこともあり、そこからのモデルチェンジは非常に責任とやりがいのあるものでした。
大型トラックは力強く逞しく、高速道路を力強く疾走する存在感、中型トラックは街との調和を考え、街の人々への優しさも考慮してデザインしています。
具体的にはエンジニアと協力しながら、部品の見切り幅を極力狭くしたり、ステップや PCS センサー等の機能部品を黒い部分に集約し、一体感を持たせ要素を減らして見せることで先進的で明快なデザインにしています。
もちろん空力性能の向上といった機能面にもこだわり、時代をリードしたものにしてきました。
また今回のモデルチェンジで、トップマークの「H マーク」を大型化しています。
これは「この車は優れたクルマです、安心して乗ってください」という私たち日野自動車の自信を表すものでもあり、デザインとしても強いこだわりを持ってます。
また、先代のモデルでは三角のターンランプが日野車を特徴づけていましたが、新型ではヘッドランプにライン状に光るデイライトを設けることで、目力のあるしっかりとした表情を持たせ、次代にふさわしい新たな特徴として進化させました。

動きのある立体と知性的な新しさ、堂々とした存在感と革新的な新しさ

エクステリアデザインの狙い

中型トラックの日野レンジャーは、アグレッシブ・インテリジェンスとして、エモーショナルで動きのある立体と、知性的な新しさを狙いました。
対する大型トラックの日野プロフィアは、マジェスティック・イノベーションとして、大型車らしい堂々とした存在感・力強さと、革新的な新しさ、高い先進性をテーマとしました。

洗練された、未来感

上段が日野プロフィア、下段が日野レンジャーのデザイン展開案です。
A案は、曲面を多用し、洗練された未来感を表現、B案は、明快で抜けの良い構成で、風格と存在感を強調、C案は、低く構えたラジエータと、立体的なコーナー造形で、安定感と先進性を強化したデザインです。

各案を、写真合成した画像。

デザイン審査の結果、以下の点が高く評価され、B案がウイナー(採用案)となりました。

  • 骨太な強靭さ/革新的新しさへのポテンシャルの高さ。
  • 日野らしい系譜が最も強く、車格感が向上している。
  • 製品ラインナップ全体で整合が図れている。