ダカールラリー

レースレポート・アーカイブ

日野レンジャープロでカミオン部門総合5位を獲得!
2004年 TELEFONICA DAKAR

2004

日野自動車はフルモデルチェンジとなるレンジャープロを「TEAM SUGAWARA」への車両供給という形で今大会に投入し、メカニック3名を派遣。依然として「TEAM SUGAWARA」からのプライベート参戦ではあるが、カミオンの強豪チームを相手に体制を強化して挑むこととなった。パリダカはここ数年、参加者の増加が著しく、スタート地点となったフランス中部の町・クレルモンフェランには競技車両400台、アシスタンス車両195台が集結した。カミオン部門にはカマズ3台、タトラ2台、ダフ2台のワークス勢に加え、プライベート参戦のダフが大挙してエントリーするなど、63台での熱き戦いが繰り広げられることになった。ルートは近年のパリダカですっかりお馴染みとなったアフリカ中西部を舞台にしたもので、18日間でセネガルのダカールを目指す、総走行距離10,411km。

1月1日、雪が降りしきる中、レンジャープロがカミオンのトップをきってスタート。3日間のヨーロッパステージを無難にこなし、4日にアフリカ大陸のタンジェに上陸。アフリカステージの初日は木立が多く、リスクを避けた走りで18位と若干出遅れたものの、5日目のロングステージで7位にジャンプアップを果たす。その後、レンジャープロは連日に渡り旧型車両時よりも大幅に早いタイムを叩き出すものの、800馬力のダフや2トンの軽量化に成功したカマズなどの先頭集団との差はじわりじわりと開いていってしまう。今大会の山場と言われた9日目のステージを7番手でゴールした後、治安上の問題があるとして休息日までの2ステージがキャンセルとなった。

後半戦も厳しいルートが続き、多くの車両がリタイアしていくも、カミオンの上位グループは依然として高次元の争いを繰り広げている。レンジャーも負けじと上位タイムを連発し、ポジションアップを図る。そして、最後の難関と言われた15日目に、タトラ2台を抜いて遂に5位に浮上。そのままタトラの猛追をしのぎきり、ダカールの海岸に大排気量のモンスターカミオンに食い込む5番手でゴール果たした。

「TEAM SUGAWARA」
1号車 菅原義正/鈴木誠一/菅原照仁
メカニック 門馬孝之(日野自動車)
メカニック 田中健一朗(宮城日野)
メカニック 橋場 弘(石川日野)
アシスタンスカミオン D.バイラー(モンゴル)
順位 ゼッケン ドライバー 車種
1 407 チャギュイン カマズ
2 410 カビロフ カマズ
3 417 デロイ ダフ
4 423 マルデーブ カマズ
5 400 菅原義正 日野レンジャー
6 412 アヴェゼド タトラ
7 415 ロプライス タトラ
8 416 ベクス ダフ