ダカールラリー

レースレポート・アーカイブ

中型車中トップとなるカミオン部門総合5位入賞!
2003年 TELEFONICA DAKAR

2003

今大会よりカミオン部門のクラス分けが統合され、全面的にミッドシップカミオンの出場が禁止となり、フロントエンジンが義務づけられた。前大会同様、日野レンジャーは排気量区分のないクラス1(フロントエンジン4X4)に組み込まれたが、カマズ、タトラ、ダフといった強豪が相次いでホモロゲーション(公認)を取得してきたため、これらの強豪と同クラスでの戦いを余儀なくされた。競技部門には菅原義正/鈴木誠一/菅原照仁組の日野レンジャーが参戦し、アシスタンス部門のレンジャーはモンゴル人のバイラーがハンドルを握った。ルートはフランス南部の町・マルセイユをスタートし、スペインのヴァレンシアからチュニジアにフェリーで上陸。その後、リビアを経てエジプト・シナイ半島の最南端に位置するシャルム・エル・シェイクを目指す、19日間に渡る長丁場だ。

1月1日、マルセイユの特設会場では2台同時スタートのタイムトライアルが行われ、集まった観衆から声援が送られた。3日間のヨーロッパステージを終えた一行は、フェリー内で1泊し、翌5日にチュニスに上陸。いよいよ本格的なラリーがスタートした。アフリカステージに入り、レンジャーはサスペンションのセッティングがぴたりと決まり、快調な滑り出しを見せたものの、5日目のステージ途中でフロントのプロペラシャフトが脱落するというトラブルに見舞われた。幸いその日は二輪駆動で走りきり、ビバークで待機するアシスタンスカミオンの部品と交換し事なきを得たが、あわやの事態に肝を冷やした。7日目にはカミオン部門の常連・タトラのロプライスがギャップで転倒し脱落。リビアのステージでじわじわと順位を上げたレンジャーは中間日を前に6位まで浮上した。

休息日明けの初日、これまでトップを快走していたダフがオーバースピードで砂丘から飛び出すアクシデントによりリタイアを期し、レンジャーは5位に繰り上がる。ラリー後半のステージは砂丘あり、岩場ありのテクニカルなルートが続き参加者を苦しめたが、カミオンの上位組は果敢な争いを展開しながらも、なかなかつけいる隙を見せない。レンジャーは最後のステージで2番手のタイムを出したものの、結局5位でフィニッシュを迎えた。

「TEAM SUGAWARA」
1号車 菅原義正/鈴木誠一/菅原照仁
アシスタンスカミオン D.バイラー(モンゴル)
順位 ゼッケン ドライバー 車種
1 407 チャギュイン カマズ
2 410 アゼヴェド タトラ
3 412 カビロフ カマズ
4 409 デロイ ダフ
5 400 菅原義正 日野レンジャー
6 443 ジャコット マン
7 419 ボソネ メルセデス
8 402 パトーノ ウニモグ