ダカールラリー

2017.6.20 No. PD18-06

DAKAR RALLY NEWS hearder

 

日野レンジャー2号車、茨城テストコースでシェイクダウンを実施!

 6月上旬、日野自動車茨城テストコースにて、日野レンジャー2号車はシェイクダウンを実施。7月8日にモスクワをスタートするシルクウェイラリー2017参戦に向けて、ドライバー、ナビゲーター、メカニック、そして日野自動車の開発陣は、今回新たに改良した部分を中心に車両を確認。車両は6月12日に日野自動車羽村テストコースから搬出され、モスクワへと旅立ちました。準備は万全。あとは、レース本番を待つのみです。

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実際に茨城のテストコースを走行し、その感触を2日間かけて確認したドライバー、ナビゲーター。お二人に、今回の車両のシェイクダウンを経て、車両の率直な感想やシルクウェイラリーへの思いを語っていただきました。


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菅原照仁ドライバー
車両の乗り心地は、非常によくなっています。4年ほど前から、「エンジンとサスペンションの改良」という2本柱を掲げて改良に取り組んできましたが、その部分がかなり熟成されてきたという印象です。今回は特に、ショックアブソーバー側のセッティングを変更したことで乗り心地がよくなりました。また、リアサスペンションとフレーム剛性の変更により、旋回時の操縦安定性が良くなり、スピードを落とすことなくコーナーを曲がることができるようになりました。その他にも、車を速く走らせるための様々な試みを施しているので、シルクウェイラリーでその感触をしっかり確かめ、掴みたいと思います。


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杉浦博之ナビゲーター
今回、新設計の部品を取り付けたり、細かい車両の変更点がたくさんあります。テストコースで実際に乗った感触は良かったので、あとは実際のレースで、トラブルなく走破できるか、そこを確認するという意味で、シルクウェイラリーは大切なレースだと思っています。 
シルクウェイラリーは、ロシア、カザフスタン、中国を走ります。ロシア、カザフスタンはステップ気候といって草原が多いのですが、中国に入るとがらりと変わり、砂丘が多くなります。砂丘を走る際は、「ここで車が止まってしまったら大変だ」という緊張感がつきまとうのですが、その分、砂丘を抜けた時には達成感があります。ドライバーとのコンビネーションが非常に大切で、レースの醍醐味を味わえるのでそういった意味でも楽しみです。


また、シルクウェイラリーに参戦する他のメンバーにも、参戦の意気込みを語っていただきました。


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岡部陽一メカニック・サブリーダー
今回、ドライバーの横に同乗させていただきましたが、コーナーでの車の安定性と、トラクションを非常に感じました。シルクウェイラリーでは、故障がなければ上位に行けるのではないかと期待しています。
昨年のシルクウェイラリーでは、一時期8位まで順位をあげましたが、故障してしまい、最終的には13位でゴールしました。今年は上位に食い込み、シルクウェイラリーで良い結果を残すことで、来年のダカールラリーに流れをつなげていきたいと思います。販売会社のメカニックの皆さんは、ラリー用に改造された日野レンジャーの特性や整備の仕方、そしてレースという環境に戸惑うことも多いと思いますが、一つ一つ経験していくことで自分も含めチームとしての結束力を高めていきたいです。あとは、「何事にも挑戦」という気概を持って一緒に頑張ってほしいと思います。


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田中宏治サポートカードライバー
毎年、テスト走行時に車に同乗しますが、年々よくなっているという実感があります。同乗した際、以前は車の挙動がつかみきれない部分がありましたが、今回は、「車はこのように動こうとしているのだな」ということが良く伝わってくるようになり、コントロール性が上がってきていると感じました。
私は、昨年はシルクウェイラリーには参戦していないので、今回、シルクウェイラリーは初めての参戦となります。販売会社メカニックの皆さんはレース自体初めての参戦となりますが、ダカールラリーに向けてよい経験になると思うので、私も含め、皆で力を合わせて一緒に頑張っていきたいと思います。