ダカールラリー

2015年11月11日 (No. PD16-6)

 


ダカールラリー2016へ出陣
~車両が完成し、海路アルゼンチンへ~

2015年10月14日に、日野自動車と日本レーシングマネージメントは、日野自動車の本社でダカールラリー2016参戦記者発表会と壮行会を行い、完成した2台の日野レンジャーを披露しました。日野チームスガワラは、その週末の17・18日(土・日)に羽村テストコースで走行テストを行い、2台の日野レンジャーとスペアパーツを載せたコンテナ船は、10月30日に東京港からアルゼンチンへ向けて出港しました。

 

● 参戦発表会・壮行会を開催

 参戦発表会では、冒頭で市橋社長が「ダカールラリーに参戦することは、『クルマ作りの技術力の向上』『サービス技術力の向上』はもちろんのこと、『人として成長させてくれること』にも意義がある。これからも参戦を続けていきたい」と語りました。続いて、チーフエンジニアの榎本所長(技術研究所)が「エンジンとサスペンションを鍛え、さらには300㎏の意欲的な軽量化を行い、ラリーモンゴリアとチャイナラリーのテストでその結果を確認できた。よく仕上がっているので、結果を楽しみにしてほしい」と、車両の改良点をアピールしました。日野チームスガワラからは、2号車の菅原照仁ドライバーが「次回の大会では、今までライバルとの差が開いていた砂漠がないことが、もしかすると我々にとって有利になるかもしれない。クラス7連覇はもちろん、総合上位に攻め入りたい」と決意表明を行い、続いて1号車の髙橋ナビゲーターが「魂をかけて日野レンジャーとともに走りぬきたい」、坂口メカニック(九州日野)が「夢の舞台にようやく立つことができた。同僚や家族のためにも全力を尽くす」と、それぞれの熱い思いを語りました。最後に、チーム代表兼1号車ドライバーの菅原義正が「キャブのデザインが一新されたので、乗員も気持ちを新たに頑張ってくる。これであと20年くらいは頑張れる。ご期待ください」と、会場を沸かせました。

同日夕方に、日野チームスガワラの協賛会社や日野グループの社員を招いた壮行会では、市川会長が「当時のパリダカに参戦することを提案した一員として、25年もわたり活動が続けてこられたのは感慨深いものがあり、多くの協賛会社や社員の応援があってこそのもので、感謝を申し上げたい。」と、25年の歴史を振り返って参戦の意義を説き、社員を代表して中村メカニックサブリーダー(車両生技部)が「尊敬する前任の先輩を手本に、チームワークが発揮できるようにメカニックを率いて結果を残したい」と闘志あふれる決意を語りました。


チーム代表兼1号車ドライバー 菅原義正


2号車ドライバー 菅原照仁


● 走行テストを実施


10月17・18日(土・日)に、日野チームスガワラは羽村テストコースで走行テストを行い、新しいエンジンと改良されたサスペンションの性能確認を行いました。0-120km/hの加速性能試験では、加速時間に1秒の短縮が確認され、エンジンの特性変更について菅原義正ドライバーは「完成したクルマは、アクセルが踏めないくらい速くなっている」と評価しました。