ダカールラリー

2015年1月10日 (No. PD15-25)

 

ダカールラリー2015 レースレポート「第6ステージ」


2号車菅原照仁/杉浦博之組

 

フェシュフェシュと砂丘の難所を終える
2号車がSS総合19位、1号車も総合35位と健闘

 

 チリでの競技も3日目を迎え、9日にはアントファガスタ~イキケ間で277kmの競技が行われた。イキケの西側地域を舞台にしたSSは引き続きフェシュフェシュ※の多いグラベルが中心だが終盤には砂丘も登場。途中に22kmのニュートラルゾーンを挟むため実質は255㎞で前半69㎞、後半186㎞が設定されていた。

 8日、アントファガスタのビバークへの到着が夜半となった日野チームスガワラの1号車菅原義正/若林葉子/羽村勝美組だが目立ったトラブルはなし。メカニックの徹夜の点検作業を受け、2号車菅原照仁/杉浦博之組とともに元気に出発していった。

 SSでは2号車が引き続き快走を見せ、トラック部門総合19位/排気量10リットル未満クラス1位でゴール。菅原照仁は新型のA09C型エンジンとサスペンションの改良によってガタガタ道や砂丘でもトラック部門の大型車両と互角の走りが出来るようになってきたと手ごたえを強調した。一方、1号車も健闘し、総合35位/クラス2位の成績で競技を終了。累積順位では2号車が総合20位/クラス首位、1号車も4日目の行程でウェイポイントのミスにより3時間のペナルティタイムを課されながら総合32位でクラス2位とした。

 明日10日は各部門の動きが異なり、2輪は休息日、4輪はボリビアのウユニへ向かう一方、トラックはイキケ近郊にアシスタンスやメカニックが不在のマラソンビバークが設営される。同所では乗員自身が競技車が搭載しているパーツや工具のみを使って整備や修理を行うことが許されているため、日野チームはいつも以上に入念な点検整備で万全を期していた。

※フェシュフェシュ…パウダー状の細かい砂が堆積した地面を指す英語。南米大陸ではいたるところに出現し、前走者が撒き散らした砂埃の中では視程はほぼゼロメートルになる。フェシュフェシュをまとったまま車両が水溜りに突っ込むと、細かい砂が水と共に車両の細かい場所へ入り込んで固まり、故障の原因にもなりうる。

 

菅原義正/昨晩は2時に寝て今日は6時に起きたので少々眠いですがクルマも体も快調です。今日のSSは埃が酷い中に穴や崖が隠れていたりして、とてもあぶないところでした。

若林葉子/やっと慣れてきた感じです。最初に砂丘に行ったときは度胆を抜かれましたが、今日は周囲を見る余裕がありました。

羽村勝美/若林さんには砂丘などでおよその方向を指示してもらい、自分がロードブックを見ていくいくといった役割分担をしています。今日はまずまず順調でした。

菅原照仁/今日の砂丘は何年振りかで難しかったです。このあたりの悪路も厳しいものですが、クルマとしては調子が上がっていて、速いライバル車が追いついてこない感じです。

杉浦博之/フェシュフェシュの中に段差があったり、砂丘も厳しいなど、難しい一日でした。埃でナビの目標物が見えないことも多かったです。

 

※本ニュースに記載されているラリー用車両は、ダカールラリー用に特別に設計・チューニング・改造された車両であり、特に明記がない限り市販車の仕様とは異なります。

 

● フォトギャラリー


1号車菅原義正/若林葉子/羽村勝美組


2号車菅原照仁/杉浦博之組


ステージの様子を振り返る菅原照仁


難所のSSをクリアして安堵の杉浦博之


2号車の整備の準備を進めるメカニック


鈴木誠一メカニックに調整を指示する菅原義正


元気にイキケのビバークに到着した若林葉子


ロードブックの予習に余念のない杉浦博之と羽村勝美


マラソン行程に向けて入念な整備を行うメカニックたち

 

● ルートマップ

 

テレビ放送

 

● 全国TBS系列「あさチャン!」

放送内容: レースハイライトとHINO TEAM SUGAWARAの順位速報
放送日時: 1月5日(月)~19(月)午前5:30~8:00間のスポーツコーナー(土・日曜日を除く)
※ニュース番組の特性上、ダカールラリーに関する情報が放送されない場合もありますので、あらかじめご了承ください。

 

● スポーツ専門チャンネル J SPORTS 3

「ダカールラリー2015 デイリーハイライト」

放送内容: 連日ハイライトで熱戦の模様をお届けします。
放送日時: 1月5日(月)~18日(日)午後10:00~10:30、10日(土)のみ午後11:30~0:00

詳細はJ SPORTS公式サイト(http://www.jsports.co.jp/)をご確認ください。
2月には出場選手が出演する総集編、3月にはドキュメンタリー番組の放送を予定しています。

 

インターネット・SNS

 

● HINO TEAM SUGAWARA公式Facebookページ

URL: http://www.facebook.com/HINO.Team.Sugawara (日本語・英語共通)
デイリーレースレポートの更新情報や、キャンプ地でのひとコマなどを配信予定です。

 

● HINO TEAM SUGAWARA応援メッセージページ

URL: http://www.teamsugawara.jp/ (日本語・英語共通)
選手に応援メッセージを送ることができます。ファンの方からのメッセージが、チームにとっての原動力。毎日キャンプ地で読ませていただいていますので、ぜひよろしくお願いします。

 

● ダカールラリー主催者A.S.O.公式サイト

URL: http://www.dakar.com/ (フランス語・英語・スペイン語)
レース期間中は公式サイトのトップページ上段に「LIVE」というタブが表示され、毎日のレース情報はここに掲載されます。

 

 その他、東京中日スポーツ紙の「トーチュウ F1 EXPRESS(http://f1express.cnc.ne.jp/)」にも掲載される予定です。(詳しい情報を読むには、有料の会員登録が必要です。)