ダカールラリー2015 レースレポート「第4ステージ」

2015年1月8日
No. PD15-23

アンデスを越えてチリへ入国
2号車がアタカマ砂漠のSSを快調に総合20位でゴール。
1号車も順調にゴールに向かって走行中

2号車菅原照仁/杉浦博之組
2号車菅原照仁/杉浦博之組

ダカールラリー2015は7日、アルゼンチンからアンデスを越えてチリへ。アタカマ砂漠での今大会初競技を行った。早朝にチレシトのビバークを出発した競技車は594㎞の長いリエゾンでアンデスへ向い、標高4800mの高地にあるパソ・サン・フランシスコの国境を通過。その後標高2500mまで下りた山中から174㎞のSSに臨んだ。トラック部門は26㎞地点で分岐したあと140㎞ほどショートカットしてゴール手前100㎞で合流する設定で、終盤40㎞は砂丘が続く。高い砂山をいくつも越えてコピアポのビバーク付近にゴールするルートはダカールラリーではお馴染みだが、今回は相応に難易度の高い設定となっていた。

日野チームスガワラの2台の日野レンジャーはこの日も快調に走行。2号車菅原照仁/杉浦博之組はSSを25番手でスタートして総合20位/排気量10リットル未満クラス首位でゴール。1号車菅原義正/若林葉子/羽村勝美組も本稿製作の午後9時半時点で未着だが、最終のチェックポイントを総合27位で通過しており、間もなくゴールすると思われる。

砂丘に囲まれた台地にあるコピアポのビバークはアタカマ砂漠の中心に位置し、ダカールラリーが2009年に南米に移動してから例年使われている。標高が500mほどあるため日が暮れると肌寒くなるが北アフリカを彷彿とさせるダカールラリーらしいビバークだ。

菅原照仁/今日走ったエリアはこれまで使っていたのと全く同じでした。エンジンパワーが落ちるトラブルが断続的に起きたので砂丘ではちょっとパワー不足でしたが砂でもサスペンションは良かったです。

杉浦博之/回り込むようなルートだったのでナビゲーションしていくと戻るような指示も多く、ちょっとややこしかったです。

※本ニュースに記載されているラリー用車両は、ダカールラリー用に特別に設計・チューニング・改造された車両であり、特に明記がない限り市販車の仕様とは異なります。

1号車菅原義正/若林葉子/羽村勝美組
1号車菅原義正/若林葉子/羽村勝美組
2号車菅原照仁/杉浦博之組
2号車菅原照仁/杉浦博之組
小さなトラブルに見舞われながらも順調にSSを終えた菅原照仁
小さなトラブルに見舞われながらも順調にSSを終えた菅原照仁
車両の状況を報告する杉浦博之
車両の状況を報告する杉浦博之
コピアポのビバークに到着する2号車
コピアポのビバークに到着する2号車

ルートマップ

ルートマップ

テレビ放送

●全国TBS系列「あさチャン!」

放送内容レースハイライトとHINO TEAM SUGAWARAの順位速報
放送日時1月5日(月)~19(月)午前5:30~8:00間のスポーツコーナー(土・日曜日を除く)

※ニュース番組の特性上、ダカールラリーに関する情報が放送されない場合もありますので、あらかじめご了承ください。

●スポーツ専門チャンネル J SPORTS 3
「ダカールラリー2015 デイリーハイライト」

放送内容連日ハイライトで熱戦の模様をお届けします。
放送日時1月5日(月)~18日(日)午後10:00~10:30、10日(土)のみ午後11:30~0:00

詳細はJ SPORTS公式サイト(https://www.jsports.co.jp/)をご確認ください。
2月には出場選手が出演する総集編、3月にはドキュメンタリー番組の放送を予定しています。

インターネット・SNS

●HINO TEAM SUGAWARA公式Facebookページ
デイリーレースレポートの更新情報や、キャンプ地でのひとコマなどを配信予定です。
URL(日本語・英語共通):
https://www.facebook.com/HINO.Team.Sugawara

●HINO TEAM SUGAWARA応援メッセージページ
選手に応援メッセージを送ることができます。ファンの方からのメッセージが、チームにとっての原動力。毎日キャンプ地で読ませていただいていますので、ぜひよろしくお願いします。
URL(日本語・英語共通):
http://www.teamsugawara.jp/

●ダカールラリー主催者A.S.O.公式サイト
レース期間中は公式サイトのトップページ上段に「LIVE」というタブが表示され、毎日のレース情報はここに掲載されます。
URL(フランス語・英語・スペイン語):
https://www.dakar.com/

その他、東京中日スポーツ紙の「トーチュウ F1 EXPRESS(http://f1express.cnc.ne.jp/)」にも掲載される予定です。
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