ダカールラリー

2014年10月31日 (No. PD15-13)

 

「見て」「乗って」「聞いて」 2大イベントで来場者を魅了


 日野自動車は、10月に東京のお台場で開催された2つの大きなイベント、「東京モーターフェス2014」と「モータースポーツジャパン2014」に出展し、菅原照仁さんの運転による「日野レンジャー ダカールラリー参戦車」の同乗体験とデモ走行、日野チームスガワラのメンバーによるトークショーやタイヤ交換のデモなどを行いました。長年チームを応援していただいているファンの方々だけでなく、これらのイベントで初めてダカールラリーや日野レンジャーを知ったという来場者の方々も、日野レンジャーが会場狭しと豪快に走り回る迫力ある姿や、「ダカールの鉄人」こと菅原義正さんに率いられて挑戦を続けるチームの姿勢に、すっかり魅了された様子でした。


 

● 10月11日~12日※ 「東京モーターフェス2014」
    (※当初予定されていた13日は台風の影響で中止)


 開幕に先立つ10月10日の夜に、プレス向けのイベント「プレスプレビュー」が行われ、日本のクルマ・バイクメーカーが結束してこのイベントを盛り上げる姿勢をアピールするために、各社のトップが自社の「自慢の一台」に乗り、その車のイメージに合わせた衣装で登場するという演出がなされました。日野自動車の市橋社長は、日野チームスガワラのレーシングスーツに身を包み、何と自ら「日野レンジャー ダカールラリー参戦車」を運転して登場!「日野はラリーに挑戦を続けることで、技術力を磨いてきました。来年1月のダカールラリーにも参戦しますので、応援よろしくお願いします!」と力強くアピールすると、会場からは大きな拍手とともに歓声が沸き起こりました。翌日の新聞やネットニュースには、レーシングスーツスーツ姿の市橋社長の写真が数多く掲載されました。

 


 11日と12日は晴天に恵まれ、朝から大勢の来場者が会場に詰め掛けました。特に、今回のイベントの目玉である体験型コンテンツが大変な人気で、バイク、乗用車、商用車を問わず開場前から抽選のために長い行列ができるほどでした。菅原照仁さんが運転する「日野レンジャー ダカールラリー参戦車」の助手席に同乗できるという、このイベントならではの体験のために用意されていた数百枚の抽選券は瞬く間になくなり、両日合わせて15人の方が当選されました。その顔ぶれは、小・中学生のお子さん、家族連れのお父さんやお母さん、日野チームスガワラのファンの男性などさまざまでしたが、菅原照仁さんが切れ味鋭いテクニックで時には豪快に、時には軽妙に日野レンジャーを走らせると、助手席の同乗者の方は体を上下左右に激しく揺られながらも、皆一様にこの貴重な体験を心から楽しんでいる様子でした。その表情が、車載カメラによって会場内の大型モニターに映し出され、満員の観客席にも伝わっていました。

 


 走行後に車が展示場所に戻ってくると、すぐさま多くの人が集まり、中には「初めて走っている姿を見ましたが、すごい迫力で驚きました!」「モーターショーで展示しているのは何度も見ましたが、走っているところを見ることができて感動しました!」「抽選にはずれてくやしいです。次の機会には絶対に乗りたいです!」など、スタッフに熱っぽく話しかける方もいて、よほどインパクトが大きかったようです。

 

● 10月25日~26日 「モータースポーツジャパン2014」


 他のイベントも含めて来場者の方から一番多い質問は、「一体どうやってタイヤを交換するのですか?」です。そこで、今回はその疑問にお答えするために、初めて日野チームスガワラのメンバーによるタイヤ交換のデモを実施しました。普段は乗用車のタイヤ交換しか目にしたことのない来場者はもちろん、サーキットを走るレーシングカーのタイヤ交換を何度も見ているモータースポーツファンも、「日野レンジャー ダカールラリー参戦車」の大きく重いタイヤをメンバーが3人がかりで交換する作業には興味津々の様子。そのうち、どこからともなく「がんばれっ!」との掛け声がかかり、タイヤ交換が完了した瞬間には思わず拍手が沸き起こるほどでした。デモを見ていた方々は口々に、「すごいね」「ああやって交換するんだ」と驚いたり感心したりした表情を浮かべ、まさに「百聞は一見にしかず」。今後は、メカニックの整備にも注目が集まりそうです。

 


 トークショーでは、菅原義正さんの相変わらずウィットに富んだお話と、菅原照仁さんの意外に(?)鋭い突っ込みに加えて、ラリー本番中のドライバーの様子について聞かれたナビゲーター3人から思わぬ本音が飛び出すなどして、観客を大いに沸かせました。ショーの最後に、「義正さんにとって"人生そのもの"と言ってもいい、モータースポーツの魅力とは一体何ですか?」と聞かれると、菅原義正さんは「自分の年代によって変わってくるけれど、今は若い人の成長を見るのが楽しみ。例えばここにいるメカニックさんたちは、ダカールラリーのメンバーに選ばれたことで、遠い外国に1箇月以上も滞在して、いろいろな失敗を重ねながら、辛いことや悔しいことなどさまざまな経験をする。そして、日本に帰ってくる頃には明らかに顔付きが変わっていて、少し大人になっている。そのような若い人の姿を見ると、まだまだ自分にはやることがあると思うし、だからまだやめられない」と答えました。その瞬間、「ダカールの鉄人」の心の広さと深さに触れたメンバーと観客が、秋の夕暮れに染まったあたたかい空気に包み込まれてゆくように感じられました。

 


 次は、11月23日(日)に富士スピードウェイで開催される「GAZOO Racing FESTIVAL 2014」に出展する予定ですので、どうぞお楽しみに!詳細については、後日このダカールニュースでお伝えします。