ダカールラリー2014 レースレポート「第9ステージ」

2014年1月15日
No. PD14-24

いよいよ大会の山場、アタカマへ
2号車がSS17位、1号車も36位で無事到着

ダカールラリー2014は今大会の山場に差し掛かり、14日にはアンデス山麓にあるカラマから太平洋岸のイキケまでの間で422kmの競技が行われた。高地にあるカラマから山を下りたあと、終盤には40kmほどの砂丘も登場。最後は海岸沿いのビバーク地へ崖のような砂山を下りてフィニッシュするイキケでは恒例の設定である。

イキケのビバークに到着した2号車
イキケのビバークに到着した2号車

排気量10リットル未満クラスの5連覇とトラック部門総合上位入賞を目指す日野チームスガワラの2台の日野レンジャーは難易度の高いコースでさらにポジションを高めるべく、果敢にアタック。2号車菅原照仁/杉浦博之組が午後5時37分に総合17位・排気量10リットル未満クラス1位の好成績でゴールした。

1号車菅原義正/羽村勝美組は終盤の砂丘部分でミスコースのため約1時間ほどロスしたが、午後9時頃に総合36位で無事に到着。2台とも車両にトラブルはなく、15日アントファガスタへの競技に向けてメカニックが入念な点検整備を行った。

*原稿作成時点で1号車の正確な順位、ならびに累積順位は未発表

菅原義正/久しぶりに夜間走行になりましたが、やはり気を遣いますね。車両は今一度リアサスペンションの調整をお願いするつもりです。

羽村勝美/終盤ミスコースしてしまい、ウェイポイント(ルート上で通過を義務つけられているGPSポイント)が見つけられずに時間をロスしてしまいました。そこまでは順調だったのですが...。

菅原照仁/山場に差しかかったことを感じさせるステージでした。砂丘はそれほど難しくありませんでしたが、明日15日からですね。

杉浦博之/前半部分は埃が酷い中で路面に深いクレバスがあったりしてリスキーなステージでした。ナビゲーションの難しさはそれほどでもありませんでした。

1号車:菅原義正/羽村勝美組
1号車:菅原義正/羽村勝美組
2号車:菅原照仁/杉浦博之組
2号車:菅原照仁/杉浦博之組
SSの様子を話す菅原照仁
SSの様子を話す菅原照仁
車両の状況をメカニックに伝える杉浦博之
車両の状況をメカニックに伝える杉浦博之
午後9時頃イキケに到着した菅原義正
午後9時頃イキケに到着した菅原義正
2台揃って整備を受ける日野レンジャー
2台揃って整備を受ける日野レンジャー

ルートマップ

ルートマップ

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