ダカールラリー

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2014年1月8日

ダカールラリー2014 レースレポート「第3ステージ」


2号車が転倒するもダメージは最小限
快調な1号車とともに排気量10リットル未満クラスの1・2位をキープ
 

 ダカールラリー2014は7日、アルゼンチンのサン・ラファエル~サン・フアン間で3日目の競技を行った。この日はサン・ラファエルから292kmのリエゾンでメンドーサの西側まで移動し、そこから周辺の山間部で245kmのSSを走るもの。スタート直前にはここ数日の降雨の影響(路面状況の悪化)により各部門とも行程短縮の可能性も案内されていたが、状況が好転したため実際には当初の予定通りの距離で行われた。


転倒を喫したがダメージは最小限の2号車
 

 日野チームスガワラの日野レンジャーは、6日のステージで菅原照仁/杉浦博之組の2号車がSS13位でフィニッシュ。菅原義正/羽村勝美組の1号車も30位で走りきり、累積順位では2号車がトラック部門総合15位・排気量10リットル未満クラス1位、1号車が総合33位・クラス2位となっていた。2号車は6日の午後9時頃、1号車も11時前に無事サン・ラファエルのビバークに到着。車両にトラブルはなく、7日朝には元気にサン・フアンへ向けて出発した。

 この日のコースは標高3000mを超える高地を何度か通過する今大会初の山岳コース。路面は堅いグラベルでトラックには狭いところもあり、パウダー状の土が堆積したフェシュフェシュや雨の影響による泥道や川渡りも出現した。快調な走行を続けてきた2号車だが、残り60kmほどの地点でフェシュフェシュにスタックしている先行車を避けようと誘導中にクレバス(裂け目)に足を獲られ、側面の土手にもたれかかるように転倒。ただし低速でゆっくり倒れたため、ダメージは最小限でその後の走行にも影響は見られなかった。そのまま走り切ってゴールした2号車の順位は約30分のロスタイムによりトラック部門の総合28位・排気量10リットル未満クラス1位となった。また、安定したペースをキープした1号車もこれに続く30位・クラス2位でゴールし、この日までの累計順位は2号車が総合17位と若干後退した一方、1号車は31位にポジションアップ。排気量10リットル未満クラスの1・2位の座を堅持した。

 サン・フアンのビバーク地は町はずれの岩山の間に設けられたサーキット場。陽射しは非常に強く、日中の気温は40℃以上に及んだ。なお、2輪部門はチームによるサービスを禁じたマラソン行程となっており、選手は近隣にある別のビバーク地に滞在する。日野700シリーズZS(大型トラック日野プロフィアの海外向けモデル)を中心に設営された日野チームのビバークでは車両が到着するとメカニックたちがさっそく作業に取り掛かった。

 


日野レンジャーの到着前に整備内容を打ち合わせるメカニックたち


メカニックに洗車される1号車

菅原義正/新型車両のテストという役目を全うするべく無理のないペースでしっかり走っていますが、クルマも人員も快調です。今日は突き上げ感の強いリアサスペンションのセッティングを調整してもらうつもりです。

羽村勝美/ナビゲーションは順調。調子良く進んでいます。新型車にも慣れてきた感じでしょうか。

菅原照仁/転倒は残念でしたが、ダメージは少なかったようなので明日からは気持ちを切り替えて走ります。

杉浦博之/転倒時は自力で若干体勢を起こしたあと、後続車に引っ張ってもらいました。燃料系統のエア抜きを含めて30分ほどのロスになったと思います。そこまでは順調だったのですが…。

 

フォトギャラリー


1号車:菅原義正/羽村勝美組


1号車:菅原義正/羽村勝美組


2号車:菅原照仁/杉浦博之組


ステージの状況を話し合う菅原義正と照仁

 

ルートマップ



 

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※本ニュースに記載されているラリー用車両は、ダカールラリー用に特別に設計・チューニング・改造された車両であり、特に明記がない限り市販車の仕様とは異なります。