ダカールラリー

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2014年1月4日

ダカールラリー2014 レースレポート「車検・記者会見」


ダカールラリー2014がいよいよスタートへ
 

 ダカールラリー2014のスタート地、アルゼンチンのロザリオで12月中旬から車両の最終調整を行ってきた日野チームスガワラは1月2日、当地で競技車の車両検査を受けて合格。また3日にはアルゼンチントヨタ主催の記者会見に出席してメディア対応を行うなど、スタートに向けた準備が全て整った。


ロザリオ市内の車検会場に到着した日野レンジャー
 

 ダカールラリーが南米大陸に舞台を移して以来6年目となる次回大会は、2台の日野レンジャーで参戦を続ける日野チームスガワラにとっても2011年に開始した新型レーシングトラック開発3年計画の総仕上げと同時に、新たなA09C型エンジン搭載車両の開発初年度という節目となる。2号車として菅原照仁/杉浦博之組が走らせる新型レーシングトラックは2013年大会に1号車として出場した車両の改良版で、コモンレール式燃料噴射装置搭載のJ08C型エンジンはさらにパワーアップ。そして菅原義正/羽村勝美組が駆る1号車は600馬力を誇る新型エンジンを搭載しており共にトラック部門の排気量10リットル未満クラスの連覇とともに、総合順位の上位入賞に期待がかかるところだ。

 チームは12月19日に日本から海路で送った車両を受け取り、ロザリオ市内にあるアルゼンチントヨタの関連施設で最終的な準備作業を行ってきた。そして1月2日には、同市シティセンターに設けられた車検場で主催者による車両検査と人員の書類手続きを受けて無事合格。車両は、4日にスタートセレモニーが行われるアルゼンチン国旗のモニュメント、ア・ラ・バンダラに隣接したパルクフェルメ(車両保管場)に納められ、1年かけて進めてきた2014年大会への準備は全て終了した。

 首都ブエノスアイレスの北西約300kmの距離にあるロザリオは、パラナ川の西側に位置するサンタフェ州の都市。車検会場が設けられたのは市の南側にあるコンベンションセンターで、大勢の人が集まり賑やかな雰囲気となっていた。欧州から参加するチームはフランスでの船積み時に、予備検査やカーナンバーステッカーの貼り付けなどを済ませている。日野チームはこうした作業も現地で行うため半日仕事になる場合も少なくないが、今回は新型車両の製作にあたって主催者側と連絡を取りあいながら進めてきたことにより、トラブルなどは一切なく検査作業もスムーズに進捗。人員の手続きを行うメカニックと車両を検査場に進めるドライバーの連携も良く、2時間半ほどで検査を終えて車両はパルクフェルメへ。スタートに向けた車両の準備はこれで全てが終了した。

 翌3日の晩には菅原義正、照仁両ドライバーが車検会場内で開催された記者会見に出席。日本から唯一トラック部門に参加を続ける日野チームが紹介されるとともに排気量10リットル未満クラスでの5連覇達成とトラック部門総合の上位入賞という目標に向けて静かな闘志を燃やす2人には現地メディアからも質問が相次いでいた。4日晩にはロザリオ市内でスタートセレモニーが行われ、5日の早朝にはいよいよ最初のビバーク地、サンルイに向けた競技が実施される。
 

菅原義正/公私ともども絶好調です。長いラリーを集中して戦うには周囲の環境もきちんとしている必要があると思います。チームは良い雰囲気で和気あいあいとやっています。車検を無事に終えていよいよ本番。新しいエンジンを積んだトラックなので不安もありますが、それ以上に期待が大きいです。

羽村勝美/12月19日からこちらで準備を進めてきましたが、今年はひときわ酷暑で厳しかった。でも体調も良いし、スタートに向けて良い調整になったと思います。新しい1号車はとにかく速いので実戦が楽しみです。

菅原照仁/今回自分が乗る日野レンジャーは1996年以来ダカールラリーで活躍してくれたJ08C型8リットルエンジンの集大成とも言うべき内容です。出力向上などにより前回の車両よりも確実に10%以上速くなっており、どこまで結果を出せるのか楽しみです。

杉浦博之/準備作業は順調でした。2号車もパワーアップの効果をモンゴルラリーでのテストで実感しており、早くスタートしたい気持ちで一杯です。車検を終えてやっと一息ですが、ここからナビゲーターとしての仕事が始まるので、頑張ります。

鈴木誠一/今回は新しい部分も多く、車検は問題が出るかなと思っていましたが、変更点や規則の解釈などを主催者側に相談しながらクルマを作ってきたこともあり、全然スムーズ。とりあえず安心しました。現場の雰囲気にも少しづつ慣れ、気持ちも高まってきました。

末永健司/車検は無事に終了しました。でも、スタートに向けては確認作業やシミュレーションなどやるべきことも多く、ほっとしたというよりは一層緊張が高まった気持ちです。

田村博明/車両製作から携わり、ここまで長かったような早かったような不思議な感覚です。

瀬沼礼代/競技車の車検は初めての経験で、ラリーの実感が強まってきました。ちょっとはほっとしましたが、いよいよ始まると思うと緊張します。

富家忠彦/(普段仕事で通っている陸運支局の)車検場をイメージしていたのですが、実際にはお祭りのような雰囲気で驚きました。いよいよラリーが始まるんだなという感じがして、気持ちが引き締まります。

名越勝之/自分は前回大会の車検会場も視察しましたが、チームの一員となるとまた違った雰囲気が感じられました。エンジニアとしての視線で周りを見ることでチームに役立てることもあると考え、他チームの様子なども積極的に観察しています。

 

フォトギャラリー


体調も万全で元気に1号車を駆って車検場に到着した菅原義正


人員の書類手続きを受ける日野チーム


トヨタアルゼンチンの記者会見に参加した日野チームスガワラ


記者会見でチームの紹介をする菅原義正


トヨタアルゼンチンの記者会見でチーム紹介を行う諏訪マネージャー

 

ルートマップ



 

関連リンク

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※本ニュースに記載されているラリー用車両は、ダカールラリー用に特別に設計・チューニング・改造された車両であり、特に明記がない限り市販車の仕様とは異なります。