ダカールラリー

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2013年08月23日

改良レース車の性能向上に確かな手応え

~ラリーモンゴリア2013、4輪部門3位でゴール~


日野チームスガワラは、改良を施したレーシングトラックでラリーモンゴリア2013に参戦し、乗用車を含む4輪部門3位でゴール。次回のダカールラリーに向けて、性能向上の確かな手応えを得ました。

8月11日~18日にモンゴルで開催されたラリーモンゴリア2013は、昨年に比べ天候不順に見舞われることなく、全日程が無事に終了しました。菅原照仁・杉浦博之組の日野レンジャーは、序盤から力走を続け、第3ステージでは4輪部門のトップでゴール。その後は、2輪部門も交えて熾烈な表彰台争いを繰り広げました。チームにとってラリーモンゴリアは、レーシングトラックに施した新しい機能のテストの場として位置づけており、特に今回は、「性能のあがった車両が以前に比べ、どれくらいのタイムを残せるか」と、菅原照仁ドライバーが意気込んで参戦しましたが、目立ったトラブルはなく確かな手応えを得て、ラリーを終えました。

ラリーモンゴリア2013での性能評価の結果について、菅原照仁ドライバーのコメントを紹介します。
 

「今大会での確認事項となる主なポイントは、エンジン出力アップによる運動性能、サスペンションセッティング、タイヤの仕様変更による走破性の3つ。特に約10%引き上げられたエンジン出力アップへの期待は競技前からとても大きなものでした。
競技では、初日からこれらの効果をまざまざと感じることができ、走破性の向上を確実に体感することができました。この3要素ともが、車の基本性能である「走る・曲がる・止まる」に直結しており、10%近いタイム短縮を実現できたことは本当に大きな収穫で、ここ数年の進化の中で間違いなく一番の仕上がりです。
ダカールラリー2014は、日野チームスガワラにとって3年計画で取り組んできた最終年の3年目にあたりますので、ラリーモンゴリアで得られた成果をもとに、さらに熟成させたレース車で、上位入賞を果たすべく、準備を進めていきたいと思います。」 


 

ラリーモンゴリア2013概要
日程: 2013年8月11日~18日(8日間)
開催国: モンゴル
走行距離: 合計3,579km (競技区間:3,016km 移動区間:563km)
参加台数: 2輪部門40台、4輪部門21台(トラックは4輪部門としてエントリー)
完走率: 59%(2輪部門23台、4輪部門13台完走)
公式ウェブサイト: http://www.sser.org/rallymongolia/index.html



菅原義正氏、ラリーモンゴリア2013でジムニークラス優勝

菅原義正氏は、今大会もジムニーでプライベート参戦した結果、見事にジムニークラスで4連覇を果たしました。菅原義正氏のコメントを紹介します。

「ラリー中は、日野レンジャーの走りもよく見かけました。チェックポイントに一番に着くこともあったようで、とても速くなっていて驚きました。今回は、スタート前に日野自動車の開発エンジニアがモンゴルに来て、一緒にテストをしました。操り手と作り手が、現地現物でイメージを共有できたことは一歩前進。まだまだ内容が濃くなっていきそうで、楽しみです。
僕のジムニーの方は、車の故障もパンクもなく、ほぼノーミスで走ることができました。(他の選手の状況を見ると)今年は厳しい大会だったので、とてもいいトレーニングになったと思います。レーシングトラックのスピードも上がっているので、しっかり運転できるよう準備を進めていきます。」